派遣社員や契約社員でもローンが組めるの?
皆さんこんにちは、みずもんと申します。
都区内在住の共働き夫婦2人生活(DINKS)をしています。
この記事ではみずもんが現在購入して住んでいる都区内のマンションを購入する際にペアローンを組んだ話の中で、派遣社員だったみずもんがローンを組んだ際のお話を致します。
派遣社員や契約社員でもローンが組めるの?とご心配な方や派遣が終わって契約社員になるんだけどローンが組めるの?なんて疑問の方に参考になれば幸いです。
※あくまでみずもんのケースなので、実際にローンが降りるかどうかは環境によって異なります。あくまでも1個人の記録としてご覧いただけますと幸いです。
派遣社員や契約社員でもローンが組めるの?
みずもんは今の住まいをペアローンを組んで購入しています。
結論から申し上げると、派遣社員でも契約社員でも条件さえそろえばローンは組めます。
正社員雇用が当たり前だった時代に慣れた方からすると、派遣社員はローンが組めないと言う概念をお持ちだと思いますが、2000年を過ぎている現代では条件次第でローンを組むことは可能です。
さてお話はペアローンについて。
前提として、ペアローンを組む妻としてのお話です。
ペアローンは基本的に主となる人物(例えば旦那さん)が正社員で多額の借り入れをする場合、その配偶者のローン審査は少し優しくなる傾向があります。
みずもんは派遣社員時代でも、契約社員でもペアローンの審査が降りているのでその時の思い出をお話する形でご案内致します。
派遣社員みずもんのローン条件
みずもんがペアローン審査を提出した際、派遣社員でした。
この時のステータスは
- 派遣のアデコに登録
- 大手の飲料ブランドに勤務
- 勤務してそろそろ3年
- 年収約350万円
そんなところ。
派遣社員がローンを組めるのか?
両親からそのような疑問も出てきましたが、不動産担当者から
「今は組めるようになっていますので、審査に出してみましょう」
と教えてもらい、審査に出すことにしました。
銀行に勤めていたり勤務先からの斡旋があれば自分で金融会社にかけあう手もありますが、不動産担当者に依頼すれば提携している金融機関へ審査に出してくれます。
後者の方は書類の準備が圧倒的に楽なので、特に伝手無いみずもんたちはこの方法でローン審査をお願いしていました。
ローンの仮審査方法
マンション購入におけるローン仮審査方法について。
みずもんたちはマンションのモデルルーム展示場の事務室で出された書類を記入して、後の処理は不動産の担当者に依頼しました。
みずもんが出したのは以下
- 身分証明書(免許書やパスポート、健康保険証などの指定書類)
- 前年度の源泉徴収票
本来、この他に購入するマンションの資料が必要ですが、不動産提携金融機関へ依頼をかける場合この書類は不動産会社が用意してくれます。
あとは待つだけ。
ここで、後日先ず金融業者から
- ローンを組めるか組めないかの判断
- あなたには●●万円なら貸せますという金額
以上の返事がやってきます。
この仮審査をいくつか通して、一番都合の良い銀行を選んで本審査に通して契約して行くパターンが多いです。
みずもん家の仮審査結果についてですが、某銀行のローン審査が無事に通過しました。
この時夫とローン総額を分配して、みずもんは約1400万円程の金額が提示されました。
と言う事で、結論として派遣社員でもローンは組めます。
派遣切りの気配と契約社員転換でローンを組んだレアケース
流石にレアケースなんですが、もうひとつお話しておくことがあります。
みずもん、派遣社員でローン審査を通過した後に契約社員に転換されました。
ここで知見のある方なら頭によぎると思います
「入社1年目扱いになるけどローン組めるの?」
と言う疑問。
実はみずもん、派遣3年目に差し掛かる時に当時の派遣法にあった「派遣社員は雇用3年まで」という決まりに引っかかっていたんですよね。
派遣社員としてローン審査が降りた途端にこのお話が降りかかってきたので、この時期は本当に心身疲弊してしまいました。
本来ならば、派遣社員という存在は短期間で必要な人材を雇うためのものだから3年以上従事させるなら直接雇用しなさい。という意味合いだったのでしょうが・・・。
安くい人材の方が助かるから3年毎に違う人に取り換えちゃえ!!というやり方をする企業も存在するので、みずもんを雇用していた会社はどうするのか。どうかしたら家を買うどころか雇用が終わってしまう可能性も考えられたので気が気でなかったです。
結局、親会社に直接契約社員として引き取られる形で雇用継続する事になりました。
さてそうすると
「雇用転換された場合は、書類上入社1年目に該当する」
「この実質入社1年目の契約社員はローンが組めるのか」
と言う疑問が浮かんできます。
ローンは基本的に
「勤務●年以上で、きちんと資本のある信用できる会社に勤めているか」等のポイントでおりるものだと言われています。
3年務めた勤務先、4年目以降の続投も決まりましたが給与を支払う会社が変わるので書類上「入社1年目扱いになるのではないか。」という問題が発生したんです。
不動産会社担当に相談するも、派遣社員のローン審査については胸を張って案内してくれていましたが、さすがに仮審査後に派遣から契約が変わるケースに当たった事が無いとの事で、
「とにかく掛け合ってみよう」
という話になりました。
結局ローン審査が通りました
こうして無事にブログを書いているのでお分かりいただけるとおもいますが、ローン審査を無事に通過して契約出来ました。
この時に必要になった書類ややり取りについてお話しておきます。
この時にローン審査を再度通すために以下の書類の提出を求められました。
- 3年間の派遣としての勤務実態がわかる書類
- 現在の契約書類
- これから引き取られる親会社との契約書類と給与に関する書類
以上の3つ。
今まで継続的に雇用されているか、これからも継続的に雇用が続くのか。という雇用実態がわかる書類の準備が必要になりました。
幸い、みずもんは記録を残すことが得意で3年間の勤務表と月毎の契約更新票を全て捨てずに時系列に纏めて保持していた為に、正確で明確な勤務実態を報告することができました。
更に会社に事情を説明し、雇用転換後の契約書類も早めに出してもらったので、この時の対応はかなりスムーズに進んだと記憶しています。
結局追加書類や追加質問も来ることなく、
「先の審査通りで大丈夫です」
との結論を出してもらうことができました。
良かったです♪
みずもんはローン審査の詳細を知ることができないのですが、ローン借り入れの多く(主人)は夫だった事、みずもんの転換後の親会社が大手企業だった事や年収が100万円以上UPする事も、契約を可能にした材料だったのではないかと思います。
この推察のソースについて。
※地銀勤めの人物から『主たるローン契約者ではなく、その配偶者であり借り入れ額が低いので大丈夫になる可能性はある。』と教えてもらいました。
因みに、ローン審査のお話なのでローンの本契約とは書類がちょっと違います。
あくまで仮審査と言う事はあらかじめご了承ください。
ですが、仮審査後の書類は問題なく通ったので
基本的に仮審査が通れば大丈夫でしょう(^^;)
この審査に関する余談と留意点
余談ではありますが、この派遣社員から契約社員移行までのお話と最終的にローン審査が通るまでの期間が4カ月ほどありました。
正直色々あって生きた心地がしなかったです。
家族からは
- 「契約社員になるって事は、社会的には勤務1年目になる」
- 「と言う事は書類上勤務1年めの社員にローンなんか降りるわけがない!」
- 「派遣社員を続けたいって掛け合ってきなさい!」
と、言われたこともありました。
みずもんとしては、
マンションを買うために派遣社員を続けるくらいなら、マンションは要らないから契約社員になりたい
ので、家族の助言を受け流していました。
なので、審査が降りなかったら家族には申し訳ないけれどマンションを諦めるつもりでした。
個人的な見解として、派遣社員として過ごすより直接契約で働く方が安心して働けると思いますし、客観的にプラスに判断して下さる方が多かったので・・・あの時の家族の発言は、気が動転して言ってしまったことだろうと思っています。
また、不案になってWEBサービスの質問小町的な所にも質問を投げました。
そこで言われたことは
- 「勤務先が変わらなくても、あなたは新入社員です銀行はその背景を考慮しません」
- 「入社1年目になる社員にローンが降りるわけがない、諦めなさい」
- 「あなたは審査の対象になりません」
そんな発言が多かったです。
知見があり、安心材料を投げてくださる人もおられましたが
概ね悲観的な意見が多かったです。
とまぁ
心配になり安心材料が欲しくて質問をしたのですが、思いもよらない回答が来たりして心を痛めたりもしました。
この中で分かった事。
結局は審査に出してみないとわからない
審査について色々憶測やテクニックを考える人もおられるかなと思いますが、
基本的には審査に出してみないとわからない事と思います。
審査を出したら、じっと待つのみだと思っています。
様々な事情により仮審査が通る人、通らない人が存在するので本当出して待つ!
以上!
だと思います。
マンションだけが人生じゃない
マンション購入だけが人生ではありません、気楽に構えましょう。
その時買えないのであれば「買い時じゃなかった」それだけの事です。
結局仮審査は通りましたし、その後の本審査も通りました。
たまたま、みずもんは「買い時」だったという事でしょう。
みずもんと類似のケースでも、ペアローンじゃなかったり銀行が違ったり勤務会社が違ったり契約内容が違う場合には同じ結果になるとは限りません。詳しくは不動産担当と金融会社担当にご相談ください。
審査に出す前に諦めないで!
当時、超レアケースだったと思います。
まさに法律の穴に落っことされてしまった状態で、マンション購入のためのローン審査だけではない問題に挟まれて消耗しました。
自分の契約について電話で話す総務部長とアデコ担当のやり取りが聞こえてきて・・・、「契約終了?」「配置転換?」「どうなるの??」と、気が気でなかったです。
当時仕事自体も忙しくて、家庭の中もピリピリしてしまいました。
家族だって、妻がローン降りるか、そもそも雇用が続くか、心配だったと思います。
忙しさやストレスも相まって、この年の年末にみずもんは首を重度の捻挫にしてしまい救急車で運ばれるなんてことも経験しました。
マンションの最終契約時なんて、首にコルセットを巻きながら合同説明会に出たり契約のハンコを押しに行ったりなんてしたんです。
首にコルセットを巻きながら、マンション契約の書類、みずもん概ね1人で読んで夫の本人書類以外の処理は全てこなしました。
こんなみずもん夫婦でも、ちゃんと都区内のマンションは買えます。
未知の事態に遭遇しながら、不安に思う事もあるかもしれませんが、とにかく出来る事をしっかりやり切るしかないかなと思います。
やってみましょう。
知見も無いのに悲観的な発言に出会ってしまったら、忘れましょう。
じたばたしても始まりません。
待ちましょう。
出された結果が全てです。
当時本当に情報が無くて、とても焦ったし心無い言葉に落ち込みました。
今は様々なケースや口コミも増えたと思いますが、どうか同じケースで悩まれてる方の安心材料になればと思い、このブログを立ち上げました。
お役に立てれば幸いです。